(ブログ筆者より)
3年余り、延べ1149回にわたり『スッタニパータ』(『集経』)についてご紹介をしてきました(前回でおわり)。お釈迦(しゃか)さまの教え、すなわち、仏教を伝える最古の「経典」とされる『スッタニパータ』は、それだけ釈迦さまの説かれたお話の中味に近いといえます。なお、興味のある方は『ブッダのことば』(中村 元訳)・岩波文庫・青301-1(解説・注記付)をご参照ください。
「ボクの細道]好きな俳句(791) 中原道夫さん。「白魚のさかなたること略しけり」(道夫) だからこそ「白魚」(しらうお)の「おどり食い」など食べれるのです! ボクは「おどり食い」は食べれません。椀の中に白魚の黒い目が散らばるのを想像するとやはりできません。それはともかく、地球上の食物連鎖(しょくもつれんさ)の恩恵で、わたくしたちの生活が成り立っていることを忘れてはなりません。
「今日のことば」
もし、私の持っているものが
私を意味するなら、
また、私が持っているものを
失ってしまったら、
私は誰なんだろう?
(エーリヒ・フロム)
青葉風うれしうれしと百千鳥