木魚歳時記

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木魚歳時記 第3034話

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 (十六学生の質問の結語)ビギャンはいった「どこにも誓うべきものなく、奪い去られず,動揺することのない境地に、わたくしはたしかにもむくことでしょう。このことについて、わたくしには疑惑がありません。わたくしの心がこのように確信して了解していることを、お認めください。」(スッタニパータ)

                       *『スッタニパータ』おわり  

 「ボクの細道]好きな俳句(789) 井上菜摘子さん。「春愁の頬杖いつぽんづつ外す」(『さくらがい』) (決断は)「さくらふぶきの真ん中」で。とは言ったものの、重大な決断を一気に決めることはむつかしい。どうかすると、Yes・Noが「どうどうめぐり」することもあります。そうした時は「どうどうめぐり」する頭の中、すなわち、頬(ほお)を支える手のひらを「いつぽんづつ」外す外ありません。と、作者は言うのです。「春愁」(しゅんしゅう)の季語が効いてきます。

 「今日のことば」
         森の分かれ道では
         人の通らぬ道を選ぼう。
         すべてが変わる。
          (ロバート・フロスト)

         陋宅に老いのモナドや余花の雨 

                       陋宅(ろうたく)