木魚歳時記

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木魚歳時記 第3032話

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 (十六学生の質問の結語)(ビギャンはいった)「わたくしは聖者(ブッダのおことばを聞いて、ますます心が澄む(=信ずる)ようになりました。さとった人(ブッダ)は煩悩(ぼんのう)の覆いを開き、心の荒(すさ)みなく明察あるお方です。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(787) 井上菜摘子さん。「春の闇なに満たさむと水を飲む」(句集『さくらがい』) 句集(『さくらがい』)の巻頭句です。「春の闇」とは? それは作者にしかわかりません。それを満たすのに「水を飲む」だけで足りる? 作者がまだ「みずいろの時代」(旺盛な作句活動の真っただ中)の作品であるような? などなど、巻頭句として(具体的に示すことなく)読者の興味を引き込み、句集の展開を予見させるにふさわしい巻頭句を置かれたものと察します。

 「今日のことば」
         感動と激怒のシーソーゲーム。
         やめられないわね。
         (ココ・シャネル)

          たちまちに火蛾となりたり青二歳