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木魚歳時記

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木魚歳時記 第3030話

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 (十六学生の質問の結語)ビギャンがいった「わたくしは汚泥(おでい)の中に臥(ふ)してもがきながら、洲(す)から洲へと漂(ただよ)いました。そうしてついに、激流を乗り超えた、汚(けがれ)のない正覚者(ブッダ)とお会いできたのです。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(785) 井上菜摘子さん。「菜の花にふはりと母を置いてきし」(句集『さくらがい』) 季語「菜の花」は、作者の「白地図」にたびたび登場いたします。作者の好きな「ことば」なのでしょう(そう思います)。さて、作者が、大切とされるのは、ご両親であり、兄であり、そして夫であり家族のすべてなのでありましょう。その中でもとりわけ思いの深いお母さまを「菜の花」の臥所に眠らせてあげたい! その思いが「ふはり」の措辞で充分に伝わってきます。

 「今日のことば」
         事を成し遂げる者は
            愚直でなければならぬ。
         才走ってはうまくいかない。
         (勝海舟)

          花菫ガンダーラから来た菩薩