木魚歳時記 第3004話

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 (学生ビンギャの質問)ビンギャさんがたずねた。「わたしは年をとったし、力もなく、容姿も衰えています。眼もはっきりしません。耳もよく聞こえません。わたしが迷ったままで死ぬことのないようにしてください。どうしたらこの世において生と老衰とを捨て去ることができるか、そのことを説いてください。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(759) 京極杞陽さん。「春風の日本に源氏物語」(杞陽) 何回かご紹介した? そんな記憶が残っています。季語と「源氏物語」を差し替えるだけで、いくらでも作れるような気もいたします。しかし、先に公表した者の手柄です。なぜなら、こうした作品を見てしまうと、類句をつくる勇気は微塵に粉砕されるからです。

 「今日のことば」
         常識とは十八歳までに身につけた
         偏見のコレクションのことをいう。
         (アインシュタイン)

         偏差とは合否とはなに椿落つ