(学生ウダヤの質問)師(ブッダ)は答えた「世人は歓喜に束縛されている。思わくが世人をあれこれ行動させるものである。妄執(もうしゅう)を断ずることによって安らぎが得られる。」(スッタニパータ)
「ボクの細道]好きな俳句(748) 小川軽舟さん。「灯火親し英語話せる火星人」(軽舟) 「春灯」(しゅんとう)とあります。春の宵ともなれば、こんなことを考えるのでしょうか? さて「英語話せる火星人」とは? これは、日本人の一般的感覚からはあまりにもかけ離れた存在です。でも「英語話せる火星人」なんて、すごく興味を引かれる表現です。庶民的羨望を背景に、それを巧みに用いて成功した作品です。
「今日のことば」
集団の理想と
自分の良心を
取りかえるな
(ヘルマン・ヘッセ)
空し世の迦陵頻伽よ百千鳥
空(あだ)し 迦陵頻伽(かりょうびんが)