(学生ナンダの質問)ナンダがたずねた「世間に諸々の聖者がいると世間は語る。それはどうしてですか? 世間は知識をもっている人を聖者と呼ぶのですか? あるいは(簡素な)生活を送る人を聖者と呼ぶのですか?」(スッタニパータ)
「ボクの細道]好きな俳句(717) 尾崎放哉さん。「咳をしても一人」(放哉) 以前に、放哉さんの「墓のうらに廻る」の作品を紹介しました。いずれの作品(今回は季語があります)もボクは好きです。「むつかしいことをやさしく。やさしいことをより深く」(井上ひさし)。その意味で、自由律俳句ですが放哉(ほうさい)さんの生涯が偲ばれてジンと胸を打たれます。
「今日のことば」
人生は
むつかしく解釈するから
分からなくなる。
(武者小路実篤)
地雪吹や新宿発の夜行バス