(学生ドータカの質問)師(ブッダ)は答えられた「ドータカよ。伝承によるのではない。まのあたりに体得されるこの安らぎを、そなたに説き明かすであろう。それを知ってよく気をつけて行い、世の中の執著(しゅうじゃく)を乗り超えよ。」(スッタニパータ)
「ボクの細道]好きな俳句(708) 福田甲子雄さん。「痩身の少女鼓のやうに咳く」(甲子雄) 鼓(つづみ)をうつように、低く咳(しわぶく)とは? 何かよくない病気でなければいいのですが。戦前、戦中は、肺結核のパターンがありました。日のあたらない部屋、質素な食事、色白・痩身の少女(多くは思春期を迎える前の)は、だんだんと血色が衰え、低い咳(せき)が混じるようになるのです。
「今日のことば」
生きるんだよ
生きるいのちの中に
にょらい まします
(木村夢相)