(学生ドータカの質問)学生ドータカはいう「ブッダさま。慈悲を垂れて(この世の苦悩から)遠ざかり離れる理法を教えてください。わたしはそれを認識したいのです。わたくしは、虚空のように、乱され濁ることなしに、この世において静まり、依りすがることなく行いたいのです。」(スッタニパータ)
「ボクの細道]好きな俳句(708) 波多野爽波さん。「折詰に鯛の尾が出て隙間風」(爽波) 折詰から鯛の尾がはみ出している? あまり上等とはいえない(祝い事にしては)引き出物の折詰のことか? ともかく、タイの尾っぽが出た折詰をぶらさげて帰路につく。なんだか少々わびしいようなめでたいような。しかし「隙間風」がよく効いています。
「今日のことば」
ぞうきんは 他のよごれを
いっしょけんめい拭いて
自分は よごれにまみれている
(榎本栄一)
奪衣婆はうつらうつらと手毬唄
奪衣婆(だつえば)