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木魚歳時記

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木魚歳時記 第2935話

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 (学生メッタグーの質問) 師(ブッダ)は答えられた「実に知ることなくして執著(しゅうじゃく)をつくる人は愚鈍(ぐどん)である。くり返し苦しみに近づく。だから、苦しみの生起(しょうき)する原(もと)を観じた人は、再生の素因(=執著)をつくってはならない。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(694) 飯田龍太さん。「手が見えて父が落葉の山歩く」(『麓の人』40歳) 掲句は龍太さんの代表作(壮年期)です。「早春の昼さがり裏山に出ると、渓流の小径をややうつむき加減に歩く(父の)姿が見えた。」と自伝に記されています。作品の「手が見えた」で、歩く父親の像が、鮮やかにクローズアップされます。この外に「風ながれ川流れゐるすみれ草」(40歳)「くさむらに少年の服春の坂」(40歳)「雪風に鼻も飛ばさず女来る」(41歳)とつづきます。

 「今日のことば」 
         遇ひがたくして
         いま遇ふことを得たり
         (親鸞上人)

        山寺の小さな池と水鳥と