(学生ブンナカの質問)師(ブッダ)は答えられた「ブンナカよ。およそ仙人や常の人々や王族やバラモンが、この世で盛んに神々に犠牲を捧げたのは、現在の生存状態を希望して、老衰に至らぬよう犠牲を捧げたのである。」(スッタニパータ)
「ボクの細道]好きな俳句(687) 桂 信子さん「鷲老いて胸毛ふかるる十二月」(信子) 食物連鎖の頂点に君臨する鷲(わし)ですら老いぼれれば弱ります。狩を終えて岩場で休息する老鷲の色あせた胸毛を十二月の冷たい風が吹き抜けてゆきます。老鷲とは、人生のほとんど使い果たした「老人」の譬えでありましょう。
「今日のことば」
いだかれてあるとも知らず
おろかにもわれ反抗す
大いなる手に
(九条武子)
そろそろとしやつきりするぞ年の暮