木魚歳時記 第2926話

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 (学生ティッサ・メッテイアの質問)師(ブッダ)は答えられた「かれ(修行者)は両極端を知りつくして、よく考えて、(両極端にも)中間にも汚されない。かれを、わたしは(偉大な人)と呼ぶ。かれはこの世の妄執を超えている。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(685) 高木 智さん。「短日や顔を集めて骨拾う」(智)「収骨」(しゅうこつ)時は、故人への想が、それぞれに頭をよぎることでしょう。そのことが「顔をあつめて」に収斂(しゅうれん)され秀逸です。さらに「短日」の季語が「その一瞬」の臨場感を演出して余すところがありません。人生に一度の厳粛な場面を切り取って見事な作品です。

 「今日のことば」 
         せんせい
            なんでにんげんだけ
         お金もちとか
         びんぼうがきまっとんか
         おしえて。
          (せんせいあのね)

          広島をぎゆ~つと煮つめ蠣雑炊  

                       蠣(かき)