木魚歳時記

画像・文章の転載はご遠慮下さい

木魚歳時記 第2910話

f:id:mokugyo-sin:20161211055046j:plain

 (序)そこで学生アジタは大いなる感激をもって狂喜しつつ、羚羊皮(かもしかかわ)の衣をはずして一方の肩にかけて、尊師(ブッダ)の両足に跪(ひざまず)いて、頭をつけて礼をした。(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(669) 八田木枯さん。「老人のかたちになつて水洟かむ」(木枯) 嗚呼。八田木枯さんにあこがれます。こんな俳句がつくれたらといつも思います。しかしそれが出来ません。それは「いい恰好」をしようとするからです。感じたままを17文字にすればいいのですが、それがなかなか(汗)。もう、完璧に「老人」なのに、まだ、老人でありたくない。そんな思いと似ています。プライドとも違う「いい恰好しい」はボクの「業」(ごう)なのです。

 「今日のことば」 
         死んだのちに
         仏になると思うなよ
         死なぬ中こそ真の妙法
         (白隠禅師)

       鰤つかみ仁王立する男かな  

                      鰤(ぶり)