木魚歳時記 第2906話

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 (序)質問者(学生アジタ)がなにも声を出して聞いたのではないのに、(ブッダが)質問に答え給うたのを聞いて、すべての人は感激し,合掌してじっと考えた。(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(665) 富安風生さん。「老いはいや死ぬこともいや年忘れ」(風生) あちゃ~。お釈迦(しゃか)さまの教え、すなわち、仏教は「生・老・病・死」を説きます。このことに執著(しゅうじゃく)するなかれ。と、説きます。けれども、年末ともなると「喪中につき年頭のご挨拶を失礼します」。そんなハガキが舞い込みます。縁者・同窓・知人を問わず、喪中ハガキに接するとやはり心が動揺します。できれば「そのことはそのこととして」。年忘れをしたい。

 「今日のことば」 
         降ってよし、
         晴れてよし、
         無くてよし、有ってよし、
         死んでよし、生きてよし。
         (竹部勝之進)

       三頭のイルカ空跳ぶ海遊館