木魚歳時記 第2904話

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 (序)アジタは(ブッダに)問う「妄執を断じた最高の人(ブッダ)よ、バーヴァリのもつ諸々の特徴の詳細を説いてください。わたくしに疑いを残さないでください。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(663) 能村登四郎さん。「冬至といふ底抜けに明るい日」(登四郎) 昼間のもっとも短くなる冬至(12月22日ごろ)を、なぜ、作者は、底抜けに明るいと感じたのでしょうか? 日暮れが早いだけ昼間を充実して過ごしたい? それとも、作者に、よほど良い何かが起きた? そんなことをいろいろと想像させてしまうのがこの作品のおもしろいところです。

 「今日のことば」 
         笑われて、
         笑われて、
         強くなる。
         (太宰治)

           寒行の僧とSALEと献血車