(序)アジタは、師(ブッダ)の肢体(したい)に円満な相好(そうごう)のそなわっているのを見、喜んで、師(ブッダ)の傍らに立ち、こころの中で(ブッダに)質問をした。(スッタニパータ)
「ボクの細道]好きな俳句(659) 尾崎放哉さん。「墓のうらに廻る」(放哉) 尾崎放哉(ほうさい)さんは有名な自由律俳人です。ですから作品が無季であろうと、17文字に欠けていようと、そうしたことはあまり気になりません。放哉さんは、41歳で亡くなられ、小豆島の南郷(みなんご)庵の近くの共同墓地に葬られたようです。ですから、掲句の「墓」は、尾崎家の墓に墓参をされたときに詠まれた作品でしょうか?
「今日のことば」
いだかれてあるとも知らず
おろかにも
われ反抗す
大いなる手に。
(九条武子)
マスクした女なんだかミステリアス