木魚歳時記

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木魚歳時記 第2893話

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 (序)髪を結(ゆ)い羚羊皮(かもしかがわ)をまとったかれらは、すべてバーヴァリを礼し、またかれ(バーヴァリ)に右まわりの礼をして、北方に向かって出発した。(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(652) 豊田都峰先生。「あだしののかなもじつゆの道しるべ」(句集『川の唄』45歳) 「あだしの」は、地名「化野」と表記することが多いようです。しかし、都峰先生は、長谷川素逝さんの俳風(抒情)に学び、その抒情性を追求された。と、以前にも触れました。「いちにちのたつのがおそい爐をかこむ」(素逝)「雪をんなこちふりむいてゐたといふ」(素逝)「子よねむれ雪をんな戸をたたく夜は」(都峰)。「あぢさゐのひとひらづつが飛ぶ月夜」(都峰)「白梅とわかるとほさでひきかへす」(都峰)。

  「今日のことば」

         どこまでも澄んでいて、 
         しかも底の知れないものが、

           真に深いのである。

         (三木清)

           風の子のひとり遊びや大枯野