(武器を執ること)師(ブッダ)はいわれた「過去にあったもの(煩悩)を涸渇(こかつ)せしめよ。未来には汝に何ものも有らぬようにせよ。中間においても汝が何ものをも執しないならば、汝は『安らかな人』としてふるまうことであろう。」(スッタニパータ)
「ボクの細道]好きな俳句(589) 小林一茶さん。「名月をとつてくれろと泣く子かな」(一茶) 一茶さんの俳句には魅かれます。季語集などに引用される「例句」として圧倒的に多いのが一茶さんの俳句です。それほど多くの読者の心を「くすぐる」何かがあるのでしょう。それは、ユーモアではない。エスプリ(機知)でもない。どちらかといえばアイロニー(皮肉)めいた「人生の厳しさ」を感じるからです。