木魚歳時記

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木魚歳時記 第2827話

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 (武器を執ること)師(ブッダ)はいわれた「バラモンである聖者は、真実から離れることなく、陸地(安らぎ)に立っている。かれは一切を捨て去って『安らかな人』と呼ばれる。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(586) 中川寛子さん。「キリストも釈迦も家捨つ鰯雲」(寛子) (十字架の)キリスト像も、釈迦(ブッダ)の伝説も、家(家族)など、身辺のすべてを捨てる「出家」(しゅっけ)から始まります。この「出家」とは、この世の「煩悩」(ぼんのう)から解き放されることです。ところで、揚句のように、世の中において、何ごとが起ころうと、大自然、すなわち、虚空の「鰯雲」(いわしぐも)は悠久です。

        わけありの女がひとり芒原