木魚歳時記

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木魚歳時記 第2820話

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 (武器を執ること)師(ブッダ)はいわれた「この(煩悩の矢に貫かれた者は、あらゆる方角をかけめぐる。この矢を引き抜いたならば、(あちこちを)駆けめぐることもなく、沈むこともない。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(580) 坪内稔典さん。「ネクタイをはずせ九月の蝶がいる」(稔典) 男がネクタイを外すとき、それは、何かのストレスから解放された時が多いようです。そんな時、夏の蝶でもない、冬の蝶でもない、秋の蝶(疲れて飛ぶ)がいたとしたら! 男は、当然のように、疲れて飛ぶ「九月の蝶」に興味をいだくはずです。仮に、男が、八十路(やそじ)に近い爺(じじい)であったとしても!

       乱れ萩おれはひとりの修羅となる 

                  修羅(しゅら)= 阿修羅(あしゅら)