木魚歳時記 第2809話

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 (迅速)師(ブッダ)は答えた。「修行者は、売買に従事してはならない。決して誹謗(ひぼう)してはならない。また村の人々と親しく交わってはならない。利益を求めて人々に話しかけてはならない。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(569) 飯島晴子さん。「泉の底に一本の匙夏了る」(晴子) 晴子さんの作品の中では心象俳句にとりわけ魅かれます。作品の作為を正確に推し量ることはできません。しかし、それでいいと思っています。作者は、作者の思いを17文字に託される。読者はその17文字に魅かれ自身の感動にしびれる。作者と読者の共感できる世界が深まれば深まるほど幸せな気持ちとなるのです。例えば、揚句の「一本の匙」とは? ボクは、それは銀色の匙(さじ)であって欲しいような・・

         新涼やリチウム系の演奏会