木魚歳時記

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木魚歳時記 第2802話

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 (迅速)師(ブッダ)は答えた。「眼で観ることを貪(むさぼ)ってはならない。卑俗なことがらから耳を遠ざけよ。味に耽溺(たんでき)してはならない。世間における何ものをも、わがものであるとみなして固執(こしゅう)してはならない。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(562) 波多野爽波さん。「蓑虫にうすうす目鼻ありにけり」(爽波) これは驚きました。蓑虫(みのむし)に目鼻が? それは当然でしょうが、気が付きませんでした! こんどよく観察しておきましょう。こうした「盲点」のようなことを「うすうす」と表現するところが上手いのです。これを俳諧味(はいかいみ)というのでしょう。ところで、蓑虫のことを「鬼の子」(傍題)といいます。初学の頃、これを知らずに大恥(句会)を掻きました。

        月鈴子髭のアカペラ合唱団 

                 月鈴子(げつれいし)= 鈴虫