木魚歳時記 第2767話

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 (並ぶ応答―小編) ブッダは説く「反対者を(愚者)であると見なすとともに、自己を『真理に達した人』であるという。かれはみずから自分を(真理に達した人)であると称しながら他人を蔑視(べっし)しそのように語る。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(529) 高野素十さん。「端居してたゞ居る父の恐ろしき」(素十) ボクの父は厳格でした。遥かに遠い存在でした。しかし、今(いろんな意味において)父に感謝しています。ボクも子どもたちに「けったいな」父親でした(そう思います)。少なくとも、マイホームパパではありませんでした。なんだか(子どもたちに)すまない思いがしています。

        老僧は木槿の艶を愛でにけり 

                    木槿(むくげ)