木魚歳時記 第2752話

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 (争闘)師(ブッダ)は答えた。「ありのままに想う者でもなく、誤って想う者でもなく、想いなき者でもなく、想いを消滅した者でもない。このように理解した者の形態は消滅する。けだしひろがりの意識は、想いにもとづいて起こるからである。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(515) 上田五千石さん。「ふだん着の俳句大好き茄子の花」(五千石) 「茄子の花」「茄子」「茄子漬」いずれも夏季となります。茄子(なすび)は野菜ですから(比較的に成長が早い)からでしょうか? 樹木の「柿の花」と「柿の実」ではこのようにゆきません。それはともかく「ふだん着の俳句」。大賛成です。ボクも大好きです。「ふだん着の俳句」に「茄子の花」の取り合わせが絶妙です。 

       どこの子か必死で浮輪にぎりしめ