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木魚歳時記

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木魚歳時記 第2733話

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 (死ぬよりも前に) 師(ブッダ)は答えた。「依りかかることのない人は、理法を知ってこだわることがない。かれには、生存のための妄執(もうしゅう)も、生存の断絶のための妄執も存在しない。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(496) 池田澄子さん。「定位置に夫と茶筒と守宮かな」(澄子) ふむ。わかります。(夫婦の)二人暮しが続くと、なんとなく、二人の「定位置」が形成されるものです。おたがいが有する領空権のようなものです。揚句は、リビンングの「定位置」に亭主がいて、お茶の「ひととき」があって、ときには守宮(やもり)も出てやがてどこかに消えてゆく。こうして、やや散漫ながら平穏な一日がすぎてゆくのです。 

        泥鰌鍋かういふことになるんだな 

                        泥鰌(どじょう)