木魚歳時記

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木魚歳時記 第2725話

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 (死ぬよりも前に) ムリガラシス云う。「どのように見、どのように戒律をたもつ人が『安らかである』と言われるのか? ゴータマ・ブッダさんにおたずねします、その最上の人のことをわたくしに説いてください。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(489) 鳥居真里子さん。「遠雷や男に髪を洗はれて」(真里子) 美容院の風景なら面白くもなんともない。さりとて、介護の状況なら、ますます<わびし>すぎます。残るのは、勝気で美しい女性が夜の<お仕事>に出かける前のひととき、職業を持たず、ほとんど「ヒモ」の状況でそばに居る男に髪の毛を洗らわせている。おりから遠雷が<はらわた>に沁みるように響いてくる。なんとも<けだるい>一瞬を想像します。 

         人体の静止画像や黴の花

                       黴(かび)