木魚歳時記

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木魚歳時記 第2695話

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 (ティッサ・メッテイヤ) 師(ブッダ)は答えた「聖者はこの世で前後にこの災いのあることを知り、独りでいる修行を堅くまもれ。淫欲の交わりに耽ってはならぬ。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(459) 夏目漱石さん。「菫ほど小さき人に生まれたし」(漱石) 「叩かれて昼の蚊を吐く木魚かな」(漱石)。「山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。智ちに働けば角(かど)が立つ。情(じょう)に棹さおさせば流される。意地を通とおせば窮屈(きゅうくつ)だ。とかくに人の世は住みにくい(後略)」。漱石の有名な『草枕』の冒頭の文章が思い浮かびます。漱石はどこまでも知性の人です。龍之介とはまた違った意味での「知性」の人であります。ですから、漱石の俳句にはどこか知性の匂いがただよいます。 

        僧院に真つ赤なポルシェ余花の昼