木魚歳時記 第2671話

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 (最上についての八つの詩句) 師(ブッダ)は修行僧に説かれた「智慧に関しても、戒律や道徳に関しても、世間において偏見をかまえてはならない。自分を他人と<等しい>と示すことなく、他人より一等<劣っている>とか、あるいは<優れている>とか考えてはならない。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(435) 荒木澄子さん。「飴売のおまけは赤い風車」(澄子) 風車(かざぐるま)は春の季語です。春祭りの縁日などで多く売られているからでしょうか? それにしても、わずかな風をうけてカラカラと鳴る風車は独特の雰囲気をかもします。石の地蔵さんを山積して祀る供養塔のまわりで、赤い風車がカタカタと音立て廻る風景がボクの脳裏に焼き付いています。「飴売りの平な貌や年の市」(木魚)

        なんだなんだなんだの子猫かな