木魚歳時記 第2668話

f:id:mokugyo-sin:20160413060122j:plain

 (最上についての八つの詩句) 師(ブッダ)は修行僧に説かれた「世間では、人々は諸々の見解のうちで勝(すぐ)れているとみなす見解を<最上のもの>であると考えて、それよりも他の見解はすべて『つまらないものである』と説く。それ故にかれは諸々の論争を超えることがない。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(432) 野路斉子さん。「ゆうべ見し夢のつづきの野に遊ぶ」(斉子) ボクは定年退職後に俳句を始めました。しかし、句会に所属したことも、句友と俳論を交わしたことも、吟旅に参加したこともほとんどありません。例外として、ひとり、敬愛する句友がありました。しかし、その方は、すでに故人となってしまわれました。「夜咄や夢のつづきは次の世で」(木魚)。この俳句は追悼句のつもりで詠んだものです。 

        三匹の子猫とつてもいい匂ひ