木魚歳時記

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木魚歳時記 第2661話

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 (清浄についての八つの詩句) 師(ブッダ)は修行僧に説かれた「前の(師など)を捨てて後の(師など)にたより、煩悩(ぼんのう)の動揺に従っている人々は、執著(しゅうじゃく)をのりこえることはない。かれらは、とらえては、また捨てる。猿が枝をとらえて、また放つようなものである。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(425) 川端茅舎さん。「たらちねのつまめばゆがむ草の餅」(茅舎) 「たらちね」とは、まさか「乳の足りた(張った)女」ではないでしょう? それでは、心身とも「満ち足りた女」のこと? いずれにしても、「つまめばゆがむ」「草の餅」の措辞と響き合って、茅舎さんの世界が生みだされています。戦死したボクの長兄(16歳上)は「日本に帰りたい」「おかあさん」と、呟き、そしてフッと息絶えた(と、そう思います)。  

        菜の花や鶏をたくさん放し飼ふ