木魚歳時記

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木魚歳時記 第2647話

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 (洞窟についての八つ詩句) 師(ブッダ)は修行僧に説かれた「思いを知りつくして、激流を渡れ。聖者は、所有したいという執著(しゅうじゃく)に汚されることなく、(煩悩)の矢を抜き去って、つとめ励んで行い、この世をもかの世をも望まない。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(411) 松林朝蒼さん。「海女の陰見せよとばかり春疾風」(容義) おそらく、あわび、さざえ、を採る海女(あま)さんのことを詠った俳句でしょう。 海女は、海中で体温を失うため、海女小屋があり、いのちがけで海底に潜り、そして陸に上がると、失った体温をもどすために焚火で暖をとる。そんな話を聞いたことがあります。ましてや「春疾風」の頃ですから寒い。さて、春疾風の「見せよと迫る」が少しの淫靡(いんび)さも感じさせないところがさすがです。

        春の川水がごろごろ鳴つてゐる