木魚歳時記 第2640話

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 (洞窟についての八つ詩句) 師(ブッダ)は修行僧に説かれた「(身体の)窟(いわや)のうちにとどまり、執著(しゅうじゃく)し、多くの煩悩(ぼんのう)に覆われ、迷妄(めいもう)のうちに沈没している人、このような人は、実に(遠ざかり離れること)(厭離)から遠く隔(へだ)たっている。実に世の中にありながら、欲望を捨て去ることは、容易ではないからである。(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(404) 正岡子規さん。「おぼろ夜や女盗まん計りごと」(子規) 子規さんにこのような作品があったとは驚きです。なぜなら、現代俳句の作家作品といっても通用するからです。すなわち「星月夜盗むならあの鶴の首」(鳥居真里子)の作品もあるからです。それはともかくとして、俳句も文芸ですから、感動、驚き、感銘を読者に伝えることは大きな要素だと思います。しかし、これが、奇を衒(てら)いすぎると、ボクの駄句のようになる。つまり「何のことだかわからない」俳句、と、なってしまのです(汗)。 

        山雀にもうたいていのこと教へ   

                         山雀(やまがら)