木魚歳時記

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木魚歳時記 第2639話

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 (ブログ筆者より)
以上で(欲望)の項を終わります。次に『スッタニパータ』は、「八つの詩句の章」の二番目の(洞窟についての八つ詩句)の項に移ります。

 「ボクの細道]好きな俳句(403) 飯田龍太さん。「春の夜の藁屋ふたつが国境ひ」(龍太) 龍太さんの代表句に「かたつむり甲斐も信濃も雨の中」があります。察するに「国境」とは、甲斐(甲州・山梨)と信濃(信州・長野)の境(さかい)を指すのでしょう。龍太さんが、生まれ、育ち、そして終(つい)の住処(すみか)とされた、甲州(山梨)の風景でしょう。藁(わら)葺(ふ)きの家が二つ、肩を寄せ合うように建つ、田舎の集落が龍太さんの故郷なのです。

         目交にもくりもくりと山笑ふ  

                        目交(まなかひ)