木魚歳時記

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木魚歳時記 第2629話

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 (二種の観察) 師(ブッダ)は修行僧に説かれた「覆(おお)われた人々には闇がある。(正しく)見ない人々には暗黒がある。理法が何であるかを知らない獣のような愚人は、(安らぎ)の近くにあっても、それを知らない。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(393) 桑原三郎さん。「春やああ一日分の髭の伸び」(三郎) わかりやすい作品です。とりわけ「春やああ」の「ああ」がなんとものどかなこと。それにしても、毎日、どうして髭は伸びるのでしょう? それは、人類(動物としての)長い進化の過程で意味のあることでしょう。しかしヒゲを剃りながら、(髭はなぜ伸びるのか?)をつい考えてしまいます。それに揚句の「一日分」の措辞は愉快です。    

         青虻や馬がぴくりと耳立てる 

                       虻(あぶ)