木魚歳時記

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木魚歳時記 第2611話

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 (二種の観察) 師(ブッダ)は修行僧に説かれた「『苦しみは起動の縁から起こる』と、この禍(わざわい)を知って、一切の起動を捨て去って、起動のないことにおいて解脱せよ」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(375) 水田むつみさん。「電飾の青々と醒め寒の雨」(むつみ) 電飾といえば、クリスマスを連想するのはすでに恍惚化した「人」の感覚かもしれません。そういえば、最近、ホテルとかレストラン、高級ブテックなどに、青色ダイオードの電飾がかざられ目を引きます。しかし、そうした電飾が、もの影の途絶えた氷雨降る街に灯るのは、美しいというより、なにか、壮絶な雰囲気を感じるのはボクだけでしょうか。揚句の「青々と醒め」とは、つまり、そういうことなのでしょう。

        煮凝やかかるところが偏固婆

                       煮凝(にこごり)