木魚歳時記 第2589話

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 (ブログ筆者より) 以上で(ナーラカ)の項を終わります。次は、師(ブッダ)が、ミーガラ長者の母の宮殿にとどまり、満月の夜に行われる、修行僧の定期集会である布薩(ふさつ)の日に、修行僧に対して説かれた(二種の観察)の項に移ります。

「ボクの細道]好きな俳句(355) 石田郷子さん。「木枯しの大きな息とすれ違ふ」(郷子) 自然を愛される石田郷子さんの俳句は自然体です。「草取の人の大きく立ちあがる」「花桃を見てゐてはうれん草貰ふ」「むかうから日当つてくる春の芝」。いずれも郷子さんの作品です。おおらかでプラス思考に満ちた、郷子さんの作品に触れると心が癒されます。

         飴売の平な貌や一茶の忌

          (27年度NHK全国俳句大会「秀作」)