木魚歳時記 第2588話

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 (ナーラカ) 師(ブッダ)はいわれた「しかしみずから知って己(おのれ)を制し、みずから知っているのに多くのことを語らないならば、かれは聖者としての行いにかなう。かれは聖者として聖者の行を体得した。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(354) 細川加賀さん。「この家の竜の玉ともさやうなら」(加賀) ボクは、4年前に、息子に住職をバトンタッチしました(息子は、もちろん、揚句の「竜の玉」ではありません)。そして、2年前、息子たちの結婚を機に、80年近く住み慣れた寺を離れる決意をしました。そして、昨年、寺を離れるとき「二人仲良く、それから、火の元にはくれぐれも気をつけて」。そう言い残して、ボクたち夫婦は寺を離れました。 

         登校のあの子も交へ雪まろげ