木魚歳時記

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木魚歳時記 第2585話

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 (ナーラカ) 師(ブッダ)はいわれた「そのことを深い淵の河水と浅瀬の河水について知れ。川底の浅い小川の水は音立て流れるが、大河の水は音立てないで静かに流れる。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(351) 神蔵 器さん。「山一つあたためてゐる冬すみれ」(器)「山眠る」の季語があるように、冬の山は閑散として静かです。しかし、そんな冬山の一隅にも、菫(すみれ)の花が彩(いろどり)をそえています。春はもうすぐにやって来るのです。仏教に「一隅(いちぐう)を照らす」という言葉があります。仏さまの救いの御光は、社会の隅々までさしのべられ余すところがない。そんな意味となります。比較とはなりませんが、お寺の大黒さん(婦人)も常夜灯のごとく灯りながらお寺を守るべく努めています。

        夜鷹蕎麦ここにあつまる硬骨漢