木魚歳時記

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木魚歳時記 第2579話

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 (ナーラカ) 道の人(ブッダ)は高く或いは低い種々の道を説き明かしたもうた。「重ねて彼岸(ひがん)に至ることはないが、一度で彼岸に至ることもない。」(スッタニパータ) 注:「彼岸」=悟りの境地

 「ボクの細道]好きな俳句(345) 本井 英さん。「寒鯉に乗れば乗れさうにも思ふ」(英) 鯉は寒くなると動きが鈍くなります。冬眠のように池の底でじっとしています。余分な代謝カロリーを節約しているのでしょう。ところで、今日は、ときならぬ小春日和です。水面(みなも)に浮いた真鯉を眺めると、真っ黒でぬるぬる丸々と太って静かにしています。これならば「乗れるかも?」(鯉の背に)と、作者はそう思ったのでしょう。

        顔見世のあとは「松葉」の鰊蕎麦 

                       鰊(にしん)