木魚歳時記

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木魚歳時記 第2577話

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 (ナーラカ) 師(ブッダ)はいわれた「『(施しの食物を)得たのは善かった』『得なかったのもまた善かった』と思って、全き人はいずれの場合にも平然として還ってくる。あたかも(果実を求めて)樹のもとに赴(おもむ)いた人が、(果実を得ても得なくとも)平然として帰ってくるようなものである。」(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(343) 上野一孝さん。「妻にある男友達三十三才」(一孝) 鷦鷯(みそさざい)は、山間の水辺などで見受ける野鳥です。鷦鷯(みそさざい)を「三十三才」(ミソサザイ)と読んで季語といたします。人間の三十歳台を三十路(みそじ)と読ませるのに習ったのでしょうか? さて、この「三十三才」(ミソサザイ)を、妻の、男友達の徒名(あだな)とするなんて・・ずいぶんと粋(いき)で心の広い作者です。

        裸木のからみつきたるものすごさ