木魚歳時記 第2551話

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 (ナーラカ)序 そこで諸々のシャカ族の人々は、その児(シッダルタ王子)を、アシタ仙人に見せた。熔炉で巧みな金工が鍛えた黄金のようにきらめき幸福に光り輝く尊い顔の児を。(スッタニパータ)

 「ボクの細道]好きな俳句(319) 星野高士さん。「大川の風を避けたる暦売」(高士) ふむ。ボクなら、暦売(こよみうり)は、花街の路地裏あたりに登場させるのですが。さすが、大虚子の血脈につらなる星野高士さんです。「大川の風を避けたる」と、まるで、柴又の寅さんが登場しそうな場面が設定されます。それはさておき「暦」(こよみ)は、じっくり読むと面白いことが書いてある。けっして「古い」(しきたり)だけが取柄ではありません! 

        このままでそのままがいい枯木山