木魚歳時記

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木魚歳時記 第2465話

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 (ヴァーセッタ) ヴァーセッタは云う「世間の眼(まなこ)として出現したもうたゴータマ(ブッダ)に、われわれはおたずねします。生まれによってバラモンとなるのでしょうか。あるいは行為によってバラモンとなるのでしょうか。われわれは解りませんから、話してください。」(スッタニパータ)

 [ボクの細道]好きな俳句(234) 西山 睦さん。「蟻地獄かすかな息のしめりかな」(睦) 蟻地獄の主は薄羽かげろうの幼虫です。アリ地獄の主は、擂り鉢状に仕掛けた「巣」をつくり、その底で、滑り落ちてくるアリを待ち受けるのです。這い上がることができないよう、サラサラの砂で仕上げたアリ地獄。その底で息をひそめて待つ地獄の主。乾いた砂と地獄の主の吐く「息のしめり」の対比という地獄絵図を描いてまことに絶妙です。  

         暮六つに来て夕顔と出合ひたり