木魚歳時記

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木魚歳時記 第2456話

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 (矢) 師(ブッダ)は説かれた「たとえば家に火がついているのを水で消しとめるように、そのように智慧ある賢明な賢者、立派な人は、悲しみが起こったのを速やかに滅ぼしてしまいなさい。たとえば風が綿を吹き払うがように。」(スッタニパータ)

 [ボクの細道]好きな俳句(225) 加藤楸邨さん。「しやくとりのとりにがしたる虚空かな」 加藤楸邨さんは、ブッダ(釈尊)の如く悟りの域に達しておられた。ふと、そんなことを感じました。しかし「とりにがしたる」であります。やはり、凡人の域にとどまっておられた? いずれにしても、俳句でも、短歌でも、川柳でも、数多く作っておれば少しくらいはわかる? いえ、「とりにがした」ことがわかるという意味です。 

         月下美人夜の匂ひを残しけり