木魚歳時記

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木魚歳時記 第2449話

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 (矢) 師(ブッダ)は説かれた「みずから自己を害(そこな)いながら、身は痩せて醜(みにく)くなる。そうしたからとて、死んだ人々はどうにもならない。嘆き悲しむのは無益である。」(スッタニパータ)

 [ボクの細道]好きな俳句(219) 安部完市さん。「鮎たべてそつと重たくなりにけり」(完市) なるほど、完市さんの俳句は難解です。こういう作品に出会ったときは好きに解釈すればいいのです。例えば「落ち鮎」のことで深刻になる必要はありません。ボクは、漱石の『吾輩は猫である』のくしゃみ先生と奥さまの会話を思い浮かべました。「あなたて重い!」「重いたぁなんだ !」「ですから重いから重いのです。」「・・・」こんなぐあいに楽しんでいます。

          暗室の月下美人に逢ひにゆく