(矢) 師(ブッダ)は説かれた「汝(子を失った親)は、来た人の道を知らず、また去った人の道を知らない。汝は(生と死の)両極を見きわめないで、いたずらに泣き悲しむ。」(スッタニパータ)
[ボクの細道]好きな俳句(216) 鈴木六林男さん。「つばめ孵り少女は人にしたしまず」(六林男) この作品を見たとき、おもわず『窓ぎわのトットちゃん』(黒柳徹子)を連想しました。また、金子みすゞさんの「詩」のいくつかを思い浮かべました。つばめは無事に孵(かえ)り、育ち、そして大空に飛び立っていきました。でも、ここにいる私はいつも独りぼっち! しかし、それでいいのでしょう。「みんなちがつてみんないい」(みすゞ)なのです。
爺婆の五杯食ひたるむかご飯
爺婆(じいばあ)