木魚歳時記

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木魚歳時記 第2440話

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 (矢 ) 師(ブッダ)は説かれた「熟した果実は早く落ちる。それと同じく、生まれた人々は、死なねばならぬ。かれらにはつねに死の怖れがある。」(スッタニパータ)

 [ボクの細道]好きな俳句(211) 飯島晴子さん。「はんざきの傷くれなゐにひらく夜」(晴子) 半裂き(はんざき)は山椒魚(さんしょううお)の異名です。半裂きになるくらいの傷を負っても死なないところから、その名が付いたようです。さて、その傷とは? 餌をめぐっての争い? メスをめぐる死闘? ボクは後者だと推察します。さらに、この作者のことです、男の傷跡(比喩)です。その傷跡が夜になり「うずき」出してきた。と、読みました。「 ♪ 傷は夜ひらく」

          青春を折りまげぬやうハンモック