(バーラドヴァージャ) 釈尊は答えた「諸々の欲望を捨て、欲にうち勝ってふるまい、生死(しょうじ)のはてを知り、平安に帰し、清涼なること湖水のような(全き人)如来はお供えの菓子を受けるにふさわしい。」(スッタニパータ) 注記:「如来」(にょらい)とは、(全き人)すなわち、悟りに達した人=ブッダ=釈尊と考えておきたい。
[ボクの細道]好きな俳句(102) 阿波野青畝さん。「隙間風十二神将みな怒る」(青畝) いくら威丈夫な十二神将(戦いの神さま)といえども、祀(まつ)られた場所に隙間風が吹き込むのは辛い。そこでもともと怖い憤怒の形相が、いっそう怒りを増したように見える・・そうした句意でしょうか? いうまでもなく「みな怒る」という俳諧味の措辞が効いています。
天空に仏のごとく朴の花
朴(ほお)