木魚歳時記

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木魚歳時記 第2330話

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 (バーラドヴァージャ) 釈尊は答えた「執着(しゅうちゃく)することなくして、常に心にとどめ、わがものと執(しゅう)したものを(すべて)捨て去って、世の中を歩き廻る人々、そのような人々にこそ適当な時に供物をささげよ。バラモン(修行者)が功徳を求めて祀(まつ)りを行うのであれば。」(スッタニパータ)

 [ボクの細道]好きな俳句(101) 小原啄葉さん。「もやもやと老人のゐる夏祓」(啄葉) 夏祓(はらえ)の行事に老人たちがたむろしている。この作品のすべては「もやもや」に尽きるでしょう。どこにでもある風景(昔)を活写して、しかも読者をうならせるには、焦点となる<ことばの力>を必要とします。この場合それが「もやもや」です。老人が「もやもや」とたむろする。この語群が奇妙な臨場感を醸(かも)しています。 

         ががんぼの風に流され死ぬむむむ