(みごとに説かれたこと) 「(釈尊の説かれた<四つの真実のことば>を褒め讃え、ヴァンキーサ長老は云った)好ましいことばのみを語れ。その言葉は人々に歓び迎えられることばである。感じの悪いことばを避けて、他人の気に入ることばのみを語るのである。」(スッタニパータ)
[ボクの細道]好きな俳句(88) 鈴木栄子さん。「恋猫の白で小雪と申しけり」(栄子) なんということのない<つぶやき>のような作品です。この作品を、専門家が批評すると「ひたすら純粋に情念の形象化された作品である」。と、こんな表現となるのでしょうが。そんなむつかしい句評はともかく、ただひたすら、あふれ出るように<つぶやき>俳句を作り続けるのも、それはそれでいいのでは? 加齢とともに、唯我独尊の<ドヤ俳句>の時期は卒業し<ただごと>のつぶやき俳句へと変わるのも自然のなりゆき?