（みごとに説かれたこと） 釈尊は説かれた「①最上の善いことばを語れ。②正しい理（ことわり）を語れ。理に反することを語るな。③好ましいことばを語れ。好ましからぬことばを語るな。④真実を語れ。偽（いつわ）り語るな。」（スッタニパータ）
「ボクの細道］好きな俳句（８７） 安部完市さん。「にわとりと僧とねている藪美しや」（完市）「にわとりと僧とねている」の語感がなんとも絶妙です。しかも、それが、美しい藪の中なのです。「あべかんさん」といえば、「さんくと・ぺてるぶるぐしかし文語」そういった作品もあります。いずれも、磨かれた＜語感＞のセンスが光ります。それはともかく、読者とは、たとえ唯我独尊といわれようとも、目にする作品の魅力（ことば）に酔っているときが幸せです。
